
Q.田舎暮らしをしていくうえで、その土地土地の人間関係がものすごく大変って聞いたんですけど…。何だか、うまくやれないと村八分にされるような勝手なイメージがあります。
A.今は多くの地方自治体も人口減少の切り札として、移住者大歓迎の環境作りをしています。ので、もし、人間関係の構築が不安なら、そんなところを選ぶべきです。そこで
人間関係が楽になる移住とを以下にまとめてみました。
- ①移住者歓迎で先住移住者が多い地方を選ぶ
- ②移住後、挨拶回りを最優先にする。
- ③郷に従え、100%完璧に従う必要はないが、地元のしきたりや文化は尊重する。
- ④焦るな、ときが解決してくれる。ただ、隣人の親切は全力で感謝し言葉にせよ。
①移住者歓迎で先住移住者が多い地方を選ぶ
そんなところは、大方、先住移住者が相談役になっており、使える補助金、住まいや、子供の学校、生活一般、引っ越しに至るまで、親身に相談にのってくれるのでご心配なく。
全国の自治体からのIUターン情報・移住定住支援【まとめ】こちらに詳しくまとめています。
もしも、それ以外の田舎に移住を希望されるとしても、ネット世代の今は、昔のように、そこまで神経質にマイナスのイメージを持つ必要はないようです。
都会に住んでいたって、隣近所とのトラブルは時々ありますよね?ゴミの出し方にうるさい人が近くに住んでいたり、夜中のちょっとした物音に敏感な人が隣にいたりすると、言い合いになったり険悪な雰囲気になったりすることはあり得るはずです。結局、これは自分と隣人の相性が悪かったり、隣人が神経質だったりすることから起こる問題なわけで
す。最終的には田舎暮らしだって同じです。 たまたま隣に住んだ人がおおらかであれば住みやすいですし、神経質な人であれば配慮が必要になります。重要なのは近所の様子を良く観察し、臨機応変に対処することでしょう。②移住後、挨拶回りを最優先にする。
人間関係の基本は、まずは、挨拶です。 これから長く住むのですから、馴染むためには笑顔で挨拶しましょう。 挨拶は人間関係の潤滑油です。
③郷に従え、100%完璧に従う必要はないが、地元のしきたりや文化は尊重する
移住者は、あとから来た新参者なのですから、ある程度は既存のルールに順応しようとする努力も必要になります。それが出来ない人が快く思われないのは、どんな場所でも同じですね。
都会だから、田舎だからというのではなく、どんな場所でもトラブルにならないよう留意することは重要です。当たり前のことを当たり前にやっていれば、田舎暮らしだからといって一概に人間関係のトラブルが起きやすいというものではないと思います。
ただ、持ち家がある人なら分かると思いますが、町内会で、班を作ったり、会計、広報とか、色んな役を決めたりしますよね。 田舎で家を買って住むなら、もちろんその延長です。 それを経験していて、それも当たり前に受け止めていたら、田舎にいっても何も特別悩むこともないのです。
④焦るな、ときが解決してくれる。ただ、隣人の親切は全力で感謝し言葉にせよ。
ご近所さんからのものののおすそ分けやらが、多くなります。 地方は、独居老人が多いので、皆さん、畑で野菜作りしても当然、一人では食べ切れない時は、親切心で、近所の方に配るのです。 黙って軒先に置いて行ったりします。 そして、いずれ、惣菜、魚や鹿肉やらも届いたりします。
そんな時は、普通にありがとうございます。と言って感謝すればOkです。
相手の好意を素直に受け止めて、感謝する、これは人間関係の基本、田舎に住もうと、都会であろうが関係ないのです。 喜んでくれると、年配者はそれだけでとても満足します。 まるで自分の子供のように接してくれる訳です。