Q.田舎暮らし物件や別荘を持つのに向いているのはどんな人ですか?
A.自分なりの遊び方を持っている人ではないでしょうか。
何もないところに楽しみを見いだそうとする子供心溢れるタイプの人などです。
子どもの頃を思い出してみてほしいのですが、身近な友人の中に一人くらいは、新しい遊びを考え出す名人がいませんでしたか?
新しいオモチャを手に入れた時、始めのうちはみんなと一緒に遊び方のとおりに遊んでいます。しかし、数日も経つと普通とは異なる使い方をして、それを新しい遊びに変えてしまうような人です。
例えば、昔は竹トンボというオモチャがありましたね。
額面通りの遊び方をする人は、ただ空中で飛ばしているだけです。
すると、それを眺めていた一人が「空中で竹トンボ同士をぶつけて、先に落っこちた方が負けだ」などと言い出します。
やがて、みんなその気になって、竹トンボが壊れるのも構わず、ぶつけあいを始める……。十歳かそこらの頃には、こんな遊び方をしていたんじゃないでしょうか。
田舎暮らし物件や別荘を満喫出来る人というのは、この「ぶつけ合い」を最初に思いついて流行させるようなタイプの人かもしれません。
いつも新しい遊びはないか、面白いアイディアはないかと考えている好奇心溢れるタイプの人にとって、別荘は子ども時代に夢見た秘密基地のような存在です。
自分で何かを創り出すことに憧れていたり、知らない物事について聞くことが好きだったり、少年の心を持っている人にこそ、別荘はオススメかもしれません。
思えば、少年時代は時間さえあれば、他に何がなくても楽しかったはずです。
そこに山や林があれば探検ができるし、小石や木ぎれさえもオモチャに変えてしまうのが子どもですから。
あの頃の気持ちをほんの少しでも思い出せる人なら、きっと別荘を持つのに向いているんじゃないかと思いますよ。