今年は少し春が来るのが遅いような感じがします。今日は暖かくなりましたが、昨日までは雨のせいで気温も低くてストーブをつけていました。
土曜日に近所の畑仕事のお手伝いに行ったところ、菜の花をいっぱい生えていました。これはもちろん種を蒔いて育てたものです。お手伝いのお礼にと、帰りに頂いてきました。摘むときに言われたのが、「花が咲いていないものの方が柔らかくておいしい」ということ。たくさん摘んで帰りましたが、おひたしくらいしか思い浮かばずに悩んでいました。
そこへ帰宅してきた長男の一言、「お母さん、学校で菜の花コロッケっていう献立があって、おいしかったんだよ!作って欲しいな。」というわけで、今回は菜の花コロッケを作ることにしました。
《材料》
・菜の花(1束)
・じゃがいも(大5つ)
・玉子(2個)
・マヨネーズ(適量)
・塩こしょう(適量)
・パン粉(適量)
・小麦粉(適量)
・溶き卵(1個分:衣のつなぎ用)
《作り方》
① 菜の花をよく洗い、茹でます。この時、堅めに茹でるのがポイントです。
② じゃがいもを茹で、ゆで卵を2個作ります。
③ 茹であがった菜の花は、みじん切りにしておきます。
④ じゃがいもは串がすっと刺さるくらい、ゆで卵は沸騰してから10分で湯からあげて殻をむきます。
⑤ じゃがいもとゆで卵をつぶし、そこに菜の花を加え塩こしょうとマヨネーズを入れて混ぜ合わせます。
⑥ 好きな形を作って、(今回は丸型にしました)おきます。
⑦ 小麦粉→溶き卵→パン粉の順につけます。
⑧ 熱した油の中に入れて、外側がきつね色になるまで揚げていきます。
⑨ 揚がったら、油をよく切って盛りつけて出来上がりです。
そのまま食べてもおいしいですが、ケチャップにマスタードを混ぜたものでもおいしく食べられます。
菜の花は、緑黄色野菜です。βカロチンをはじめ、ビタミンB1・B2にビタミンC、鉄やカルシウムだけでなく、カリウムや食物繊維など本当に多くの栄養素を含有しています。食べる際の注意点は、火を通しすぎないことです。食感や風味が逃げるだけでなく、栄養分も流れてしまいます。
春には春の野菜を食べると、体に力がみなぎってきます。時期ものの野菜を食べて鋭気を養いましょう!