Q.田舎暮らしに憧れています。田舎には電線のない物件があるって本当ですか?そもそも、そんなところにどうやって住むの?
A.電力会社に連絡すれば、電線は引き込んでもらえます。ただし、最寄りの電柱から1キロを超える距離の場合には有料なので注意。さらにブレーカー設置、家への引き込みなどにも別途お金がかかります。
人里離れた山奥には電線が引かれていません。
当然、誰も使っていない土地に電柱を立てて導線を引っ張るほど電力会社も暇を持て余しているわけではありませんから。
もちろん、そこに住む人がいる場合には対応してくれますが、たった一軒のために電力会社が多額の費用を負担してくれるはずもないですよね。
具体的には最寄りの電柱から1キロまでは電力会社負担で電気を引いてくれますが、それを超える分に関しては自分で費用負担しなくてはなりません。
また、電気自体は引かれている場所に住むとしても、長いこと使われていない田舎暮らし古民家などにはブレーカーなどの電気を使用するために必要な設備が整っていないことがあります。
その場合、そういった設備を取り付けるための手続きも必要になってきます。
もちろん、費用もかかりますのでよく確認して下さい。
都会に住んでいれば電気などあって当たり前ですが、田舎暮らしのような人の少ない地域では全ての場所に当然のように電気が引いてあるわけではありません。
そういった田舎暮らしならではの条件をきちんと確認した上で、住む地域を決めていきましょう。