Q.田舎で、人間関係を円滑にするために必要なことは?
せっかく田舎暮らしをするので出来るだけ地元のコミュニティに溶け込みたい。
A.移住先の特性にもよります。 昔から移住者が多い地域、長野や富士山周辺はそれなりの移住者のコミュニティーが早くから出来ているのでそれほど難しく考える必要はありません。
が、あまり移住者がいない地域はどうなんでしょうか?
が、これも昨今ではテレビで秘境に惹かれて好き好んで移住する外国人家族や若者(山を買う)が多く紹介されており、地域のお年寄り(地元人は殆どが高齢者)には歓迎され、お互いにもちつもたれつでとてもうまくやっているようです。
どこでも、都会との差をしっかり認識して振る舞えば決して難しくはないでしょう。
適応する気があれば、きっと先方も歓迎してくれるはず。
まず、田舎の朝はとても早いということを知っておきましょう。
都会でも、お年寄りは一般的に早寝早起きをしていますね?
まあ、人による部分もあるかもしれませんが、少なくとも若者のように「翌日が休みなら朝方まで活動している」なんていうことはあり得ないと思います。
田舎では、それがさらに極端だと思ってください。
しかも、全体的に早寝早起きが当然のように考えられています。
人によっては夜7時や8時には床につき、朝は3時か4時という極端な朝型生活をしています。
街灯も少なくて暗いので、自然と太陽に合わせた生活になるというのもあるでしょう。
ですから、太陽が昇り始める頃には畑仕事が始まります。
トラクターや芝刈り機の音が響いてくることもあるでしょう。
休みだからといって、昼前まで寝ているのは難しいかもしれません。
また、昼頃まで寝ているような生活スタイルだと知れてしまえば、あまり印象も良くないと思います。
田舎のコミュニティに溶け込むつもりがあるなら、まずは生活リズムを田舎時間に合わせましょう。
朝方の生活を送れば健康にも良い効果があるでしょうし、一石二鳥です。
冷静に考えれば、深夜1時、2時などという時間に繁華街に出ているような生活のほうがおかしいと思いませんか?
こと、こういった部分に関しては田舎が正しい生活を守っているように見えます。
都会の悪い習慣を、田舎に持ち込むことは避けましょう。
清く正しく、自然の摂理に従って生きることこそ、まさしく田舎暮らしの醍醐味だと言えるでしょう。