「庭の隅にでも植えておくといいよ。ちょっとした時に使えるよ。」と言われて種をまいて
育てた青シソは、あっという間に大きくなった。
お刺身の飾りやそうめんの付け合わせなどとして使えるので本当に重宝している。
でも、大きくなった青シソを眺めてふと考えた。「もっとおいしく食べられるのではないか」と。
ドレッシングとかサラダにするとかジュースにするとかではなく、ちゃんと主役おかずになれるのではないかといろいろ試行錯誤してみた。ヒントはたまたまスーパーで売っていたシソ入り餃子だった。
買って食べてはみたけど、コレ!っていう感じではないので、皮をもちもちにしてみてはどうかと米粉を使って作ってみたらビンゴ!まさに主役級おかずにのぼりつめた。
子どもたちも大喜びで食べるし、同居しているおばあちゃん達もおいしいと言ってもらえるおかずになった。今回は1人3個ずつ作ったのだが、「足りないから次回はもっとたくさん作って。」と言われるまでに。
≪材料≫
・青シソ(5~7枚)
・ひき肉(あいびき300~500g)
・塩コショウ(少々)
・米粉(適量)
・水(適量)
≪作り方≫
① 青シソを洗ってから、みじん切りにする。
② ボールにひき肉・みじん切りにした青シソ・塩コショウ(2振りくらい)を入れ、粘り気が出るまでよくこねる。
③ なべでたっぷりめに湯を沸かす。
④ 米粉を別のボールに入れ、箸でかき混ぜながら水を少しずつ入れていく。
⑤ 箸でかき混ぜだまになってきたら、手でこねてピンポン玉くらいに丸めておく。
⑥ お湯が沸いたら、丸めておいた物を手のひらでつぶし、ひき肉のあんが入る大きさまで皮を手で伸ばす。
⑦ 皮を用意ができたら、ひき肉のあんを包み込んでお湯の中入れる。
⑧ 餃子が浮いてきてから2分くらいゆで、皮の色が透明に近くなってきたらお湯から上げ、お皿に盛りつける。
⑨ お好みでしょうゆやポン酢などをかけてできあがり。
皮のもちもち感とシソのいい香りが特徴の水餃子は、ポン酢などで食べると絶品!シソの青臭さなんて微塵も感じることなく、ぺろっと食べられます。
ポイントは、皮をもちもちにすることかな。米粉が手に入らない時は、白玉粉でも代用可能です。その際はゆで時間を若干長めにするといいですよ。