Q.買い物が不便らしいので、そこが心配です。
デパートがある街まで距離があったら、気軽に買い物できないですよね?
A.昔は本当にその通りだったのですが、今は状況が変わってきています。
まずは、郊外型大型スーパーの台頭があり、また、インターネットの普及によって、田舎の暮らしもだいぶ変わりました。
確かに、百貨店など大規模なショッピング施設がある街へ出るためには、かなりの労力が必要になります。
気軽にパッと行って来られるものではありません。十年ちょっと前までは不便なことも多かったでしょう。
しかし、今では状況が異なります。
インターネットの普及によって、家にいながら多くのものが買えるようになりました。
クリック1つで家まで届けてくれます。
都会の人にとっても便利であろうネットショッピング。
その登場は、田舎暮らしの買い物における諸問題をほとんど解決したといっても過言ではないでしょう。
amazon、楽天市場、yahooショッピングといったサイトを利用したことのある方も多いと思います。
こういったサービスを活用すれば、実は田舎に住んでいたとしても大抵のものを労せず入手することが可能なんですね。
もちろん、実際の商品を手にとって見られるわけではありませんから、買い物における都会との格差がなくなったとまでは言えません。
いくつもの実店舗とネットショップを見比べて、安いもの・より質のよいものを選べる都会と比べれば、やはり不便なのは否めないでしょう。
それでも「田舎だから月に数回しか買い物が出来ない」というのは昔の話になったのです。
また昔から普及していた解決策としては移動販売車というものがあります。
都会で見かけることは少ないですが、車で日用品などを売りに来てくれる移動式店舗ですね。広義に捉えれば、焼きいも屋さん・竹竿屋さんなど、都会で見かける業種も移動販売車の一種です。
田舎では、ああいったスタイルがもっと広い商材を対象に発達しているわけですね。
ちょっとくらい不便でも、豊かな自然や人情に溢れた田舎暮らしをしてみたい、という方々にとって、これらは大きな後押しになるのではないでしょうか。
インターネットがある今、田舎暮らしの敷居はたいぶ低くなっています。是非とも、前向きに検討してみてください。